同年代の子どもに比べて、なんだか手先が不器用…箸もなかなか持てない…物をよく落とす…
こんな風に手先が不器用なお子さん、いませんか?少しずつできる操作を増やしていく方法をご紹介します。
手先の発達を促す必要性
手先、指先を動かすことは、脳につながっている神経を動かして脳を刺激することから、手先は第二の脳と言われています。手先をたくさん動かすことは脳の発達とも密接に関係しているのですね。
また、一般に、脳の神経細胞は3歳頃までに急速に成長します。
そして、ペンを持ったり箸を握ったり、服のボタンやファスナーを着け外しするような、日常生活に必要なスキルは手先の発達が必要になってきます。
つまり、脳の発達や日常生活を豊かにするため、早いうちから手先の発達を促すことは不可欠になるのです。
でも、じゃあどうやったらいいの?そんな悩みをお持ちの保護者の方におススメの遊びを紹介します!
遊びの中でトレーニング
インスタグラムなどでは、様々な手作り玩具を紹介しているアカウントがあるのでそちらを参考にしてもよいのですが、本記事では「工作、苦手( ノД`)」「育児中にそんな余裕はない!」「寒天や片栗粉で遊ぶのは家が散らかる…」といった保護者の方に向けて、すぐに始められる遊びを紹介しています。
●粘土遊び
遊びの中で、手先、指先を使う機会を増やすには、どんな遊びが思いつきますか?思いつきやすいのは、粘土遊びではないでしょうか。
粘土は、お子さんの弱い力でも簡単に形を変えることができるので、興味が持続しやすく また正解がないことが遊ぶ上で安心感につながります。
そして、意外と汚れません(笑)
何かを作ろうとしなくても、ひたすら丸めたり、細かく切ったりして楽しむお子さんも多いですよ!
粘土遊びにおける注意点は、誤飲と叱らないことです。子どもの作る物は大人から見ると「なにそれ?○○はそんな形」じゃないよ。」と言いたくなることがあります。
でも、創造的な遊びの最中に否定をされると子どもは途端に自信を無くし、その遊びが嫌いになってしまいます。
どんな物を作っていても、集中して遊べたことを褒めてあげてください。「これ、○○だよ。」と子どもが見せてくれたら、その時は「○○を作ったんだね!」と笑顔で聞いてあげましょう。
●ポットン落とし
ポットン落としは、プットインとも言われますね。様々な形の穴に、物を落としたり入れたりする遊びです。
箱に穴をあけるだけで、家にあるボールですぐに遊べるのも魅力的です。ペットボトルのふたや、おもちゃのコインなど様々な形でやってみるのも難易度が変わって楽しいです。
入った!できた!の成功体験を積みやすいので楽しく手先・指先を鍛えることができます。
形が合わないと入らないので 頭を使います。とても集中して取り組んでくれますよ!
↓市販の物なら、なるべくシンプルな作りの方が集中力は続きやすいです。
●シール遊び
シール遊びも、子どもは大好きです。
大人には簡単に思えるシールですが、台紙を見ながら、狙った位置に、シールをつまんだ指を添わせて、貼り付ける という複雑な工程を踏むので意外と難しいんです。
初めは大きい物やマスキングテープを使ってみるといいですよ☆
シールは、たくさん入っている物が百均で簡単に手に入るのでおススメです。台紙も、初めは何も描いていない広告の裏なんかでokです(^▽^)/
●磁石遊び
磁石を使った遊びも楽しいです。ホワイトボードに貼ったり、磁石同士をくっつけたり。シール遊びと共通している部分はあるのですが、磁石の大きさや強度によって難易度は様々ですし、シールと違って繰り返し使えるのも嬉しいですね。
ホワイトボードなんてたいていのおうちには無いので、冷蔵庫やお風呂の壁で構いませんよ♪
ただし、磁石は誤飲すると重大な事故に繋がることがあるのでお子さんの発達に応じて目を離さない・安全な大きさの物を選ぶなど、注意してください。
オススメグッズ
さて、ここまで様々な遊びを紹介してきました。ここでおすすめを少し紹介します。
粘土はこちら。
お米のねんどです。我が子も使っていますが、油粘土よりも手が汚れませんし、小麦粉アレルギーで小麦粉粘土ができないお子さんも使えるのでおススメです。
発色もよいので、粘土で遊びながら色の勉強もできるんです。
磁石遊びをお考えの際、磁石がくっつく壁がない!そんな時はこちらのホワイトボードシートが便利です。
お好きな壁に貼れば、すぐに磁石遊びを始めることができます。大きさを選べるのも嬉しいですね。
壁紙を破らないよう、貼る前はマスキングテープなどで保護することをおすすめします。
どうしても、どんな物がいいか決めかねる保護者の方にはおもちゃをレンタルできるサービスもおすすめですよ。こちらのTOY BOXは、「おもちゃの返却は次のおもちゃが届いてから」「故障や破損に対する弁償なし」「紛失の際の買取りは上限あり」「送料無料」「プランナーとおもちゃの相談ができる」
といった特徴があります。破損しても弁償しなくていいのはありがたいですね。プロのプランナーサンがついてくれるのも心強いです。
まとめ
今回は、自宅で簡単にできる、指先を使った遊びをご紹介しました。どれもすぐに始められるものばかりなので、ぜひ検討してみてください。
手先は第二の脳!おうちの方は無理せず。お子さんは楽しみながら。しっかり鍛えましょう☆
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